ちゅら様は見た!

近所に住む妹の家に初めて泊まりに行きました。
行き来することはあっても、お泊まりは初めてです。
妹の家にはちゅらという白黒のビビリのメス猫がいます。
ブログでは甘えた顔やエラそうな態度で、奔放に放牧されているように見えますが、
この子はとんでもなく内弁慶なのです。
個室がどうしても欲しいらしくてもう夏だというのに、またコタツを出してもらってました。
お客様という名の侵入者が来ると、個室(コタツ)へささっとお隠れになり、滅多に姿を現しません。
猫の気配がしません。ごくたまに「びゃっ」という鳴き声が中から聞こえるくらいです。
それでも私には何度か会っているので、(渋々)触らせたりはしてくれます。
ですが、お泊まりは私にとってもちゅらにとっても初めてなのです。
夜が更けてもなかなか帰らない私を不審に思ったのか、
「あの者はまだ帰らぬのか・・・まだ、いるのか・・じれったい。自由に(コタツの)外にも行けぬわ」
と、こそっとコタツから顔をのぞかせて何度も私の挙動をうかがっているようでした。
そんなちゅらから気まずく目をそらしながら、その日は妹の寝室のベッドを借りたのです・・・が、翌朝・・・、
なにかに見られているような気配で目を覚ましました。
襖の方を見ると
[イメージ図1↓]

笠をかぶったをちいさなお地蔵様のようなものが、こぢんまりと
襖から顔を半分のぞかせて様子をうかがっているではありませんか。
[イメージ図2↓]

ちゅら!
はい、エリカラをつけたちゅらがこっそりしっかり見ておりました。
「あの者、目を離したスキに悪さをはたらくのではあるまいな?油断ならぬ!」
妹の寝室はちゅらのテリトリーなので、
私が悪いことしないか襖に半分かくれながら見張ってたのでしょうね〜。
お地蔵様ではなくて、座敷童か某家政婦のようですよ。
ちゅらこ様のじっとりとした視線が、絡み付いて離れません。



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